2019年USのSF・ミステリー映画「ヴァスト・オブ・ナイト」
2019年、Amazon Originalの、
SFちっくなミステリー。

舞台は1950年代の、
ニューメキシコ州。

電話交換手とラジオDJの主役二人が、
ある晩、謎の音声を探知するが、

その原因を探るうちに、
それは空から来た、
「何か」の仕業であることを知る、

という単純明快なストーリー。

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正直、ツマラナイ。

いまや映画の世界では、
宇宙人襲来(おっと、ネタバレか!?)なんて、
日常茶飯事だけれども、

それが1950年代という、
アナログ時代だったとしたら、
人々はどういうリアクションを取るだろう、

ということが、
テーマなのかな、きっと。

だから、実験映画的な色合いが強く、
刺激は弱め、

というか、
余程のSFマニアではないと、
眠くなることは間違いない。

『未知との遭遇』とか、
『宇宙戦争』とか、
ロズウェル事件とかのオマージュとして、

「(今から見れば)科学的ではない(レトロな)SF」
というのが狙いだったのだろうが、

ストーリーと脚本が、
あまりにも薄っぺらすぎるし、

かといって、
B級SFのようなぶっ飛び感もない。

適正価格(劇場換算):500円