ローランド・エメリッヒ製作の、
1999年USのSFサスペンス。
仮想空間に行ける装置を発明した、
博士やその同僚たちが、
仮想空間と現実を跨った事件に巻き込まれ、
最後は驚きの事実に気付かされる、
という内容。
タイトルの「13F」というのが
いかにもな感じで、
期待していなかったのだけれども、
サスペンスとしての脚本も、
しっかりしており、
仮想空間という設定を、
うまく利用した作品になっていて、
まぁ、観て損はない作品だと思う。
最後に主人公が気付く、
衝撃?の事実は、
この手の作品ではお決まりなのだけれど、
25年前の映画ということを考えれば、
十分許容範囲かと。
犯人捜しのミステリーと、
非現実なSFを楽しめる、
王道の良作。
適正価格(劇場換算):2,000円