2016年、米・西・伊合作のスリラー。
いわゆるシチュエーション・スリラーってやつ?
白人のスナイパー2人が、
どこぞの砂漠(ベルベル人が登場するから北アフリカ?)で、
任務に失敗して離脱する途中、
地雷が3,000万個(!)埋まっているという、
ヤバイ地域に足を踏み入れてしまう。
さぁ、大変、
と、思う間もなく、
相方が地雷を踏んで死亡。
残った主人公も、
左足で地雷を踏んでしまい、
足を離せば、
go to death、
生き延びたければ、
足を離さず、
過酷な砂漠で耐えるのみ。
救助が来るのは、
何と52時間後。
砂嵐には襲われるわ、
水はなくなるわ、
ハイエナ(?)には喰いつかれるわ、
幻覚は見るわ、
家族関係のトラウマが蘇るわ、
まぁ、まさに、踏んだり蹴ったり、
フルコースのサバイバル。
しかも左足には、
体重をかけ続けなければならない。
さぁ、どうする?
・・・・・・・・・・
・・・・どうするも何も、
耐えるしかないわけですが、
最後は予想通りのオチであるものの、
途中の、特に家族のトラウマに襲われるあたりは、
なかなかドラマ性があって、
見応えあります。
(奥さん美人だし)
うん、途中で登場する、
ベルベル人役の俳優が、
イイ味を出しているし、
シンプルながら、
反地雷キャンペーン的なメッセージも伝わってくるし、
なかなか良い作品ではないのでしょうか。
適正価格(劇場換算):1,700円