2020年、豪のSF映画。
「オキュペーション -侵略-」の続編なので、
まずはそちらを是非観ましょう。
さて、前作の最後で、
人類は勝利に向かっていたようだったのですが、
ところがどっこい(死語)、
エイリアンもしぶとく、
(そりゃそうだ、惑星間航行できる技術力があるんだぜ)
なのでむしろ、
人類の側がしぶとく、
2年間の戦争状態を続けており、
その間に、我がシドニーはもちろん、
世界中の都市が、
エイリアンに征服されてしまっている、
というところから物語がスタート。
前作と違う点として、
エイリアンの中には、
自分たちの侵略戦争に反発し、
人類側に付いた者たちがいて、
そのエイリアンと、
人類の間に友好が芽生える一方で、
それを快く思わない人もいる、
というドラマ部分がなかなか熱く、
単なるドンパチ系エイリアン映画ではない、
奥行きが本作にはある。
あとは前作では、
グレイタイプのエイリアンのみだったのが、
今回は、バラエティ豊富になった。
移植?侵略?しにきたエイリアンにも、
様々な種族がいるということだろう。
要所要所に、
まんま「スターウォーズ」のパクリが、
散見されるのだけれども、
映像効果もイイ線いってると思うし、
何といっても、地球(それもオーストラリア!)を舞台に、
ジェダイvs帝国軍のような(言い過ぎかな)、
手に汗握るバトルが繰り広げられるわけで、
いやぁ、これは楽しい。
6,500万年前の第5の生物大絶滅と、
過去のエイリアンの侵略を、
強引に絡めるなど、
ツッコミ処を探せば、
そりゃいくらでもありますが、
何も考えずに、
飽きずに観られるってことが、
エンタメ作品の大原則ですからね。
ラストは、
確実に続編があることをほのめかす、
終わり方になっていたので、
早く続きが観たいっす。
適正価格(劇場換算):2,200円
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