映画「ミステリーロード/欲望の街」「ミステリーロード2/悪徳の街」
2013年、2016年のオーストラリア映画。

自分はたまたま「2」から観て、
割とアリだな、
と思って「1」も観たのだけれど、

逆に「1」を最初に観たら、
絶対に「2」は観てないな。

要するに、
2>>>>>>(越えられない壁)>>>>1
ってこと。

散りばめられてるテーマ自体は、
白人と原住民、政治と賄賂、等々、
なかなか深いのだけれども、
それを上手く脚本に活かしきれてない。

でも、「2」の方は、
白人と原住民の警官二人が組んで、
悪に立ち向かうっていう、

勧善懲悪な単純ストーリーが功を奏して、
まぁ、観れる。

逆に「1」の方はと言うと、
「2」に出てくる原住民の警官の、
若い頃を描いたという設定なのだが、

いやぁ、単調過ぎて眠くなる、
てか、マジで寝た。

オーストラリアのお国事情って、
日本ではあまり知られていないけれども、

やはり他国同様、
白人と原住民の問題って、
根深いのかな。

まぁ、それを知ることができるのと、
オーストラリア映画というレア物なのとで、
「2」は観る価値あると思います。

ということで、
もし2作連続上映という設定だとしたら、

適正価格(劇場換算):1,400円