ダイアン・レイン主演の、
2008年USのスリラー。
連続猟奇殺人vsFBI捜査官という、
使い古された題材ではあるけれども、
ネットを題材として、
しかも今から15年前の映画ということを考えると、
なかなかイイ線いってると思います。
ストーリーのポイントとしては、
以下の通り。
殺人の現場を、
犯人がネット中継するのだが、
閲覧数が増えれば増えるほど、
殺人の装置が加速し、
死が早まるという仕掛け。
見てはいけない、
というFBIの呼びかけも何のその、
残酷ショーの閲覧者は、
事件のたびに増えていき、
「殺人バズ」のような状態になってゆく。
当初は、
手当たり次第の犯行かと思われたが、
被害者が増えるにつれて、
やがてその共通点が明らかとなり、
犯人の目星が付く一方、
今度はFBI捜査官自身が、
狙われることになる…。
ベタっちゃベタですけどね。
でも闇サイトだとか、
IPアドレスがどうとか、
Wi-Fiの乗っ取りだとか、
2008年の公開当時としては、
かなり斬新だったんじゃないかなぁ。
今観ても十分楽しめる、
なかなかのスリラーです。
『セブン』とか『羊たちの沈黙』とか、
その辺が好きな人にはおススメできる。
適正価格(劇場換算):2,000円