貴重な3連休の2日めに、
とびっきりのB級SFを観るという、
この罪悪感。
ツッコミどころなんて、
挙げたらキリがないし、
細かいことは言いません。
要は、「ゴジラ」と一緒で、
「宇宙戦争」というのは、
H・G・ウエルズが云々とか、
そういう問題でもなく、
いわば、ハリウッドにおける、
「様式美」なわけで。
宇宙人に追われる恐怖と、
最後はウイルスだか細菌だかで、
あっけなく撃退するという、
その大枠さえ合っていれば、
安心して観られる、
つまり水戸黄門みたいなもんか。
でもこの映画はB級なりに、
エイリアン(火星人)が、
何の細菌に弱いのかを、
確かめるという、
ロジカル(?)な手続きを踏んでいるのが、
好印象でございまして、
奴等が苦手な物質さえ突き詰めれば、
あとは殺虫剤方式で、
プシュッ、と。
あと、宇宙人に追い詰められる恐怖感も、
それなりに演出できてる。
ということで、
B級SFを愛する自分としては、
これはアリ中のアリです。
まぁ、テキトーな邦題も、
ご愛敬ということで。
適正価格(劇場換算):1,300円