総監督・主演が庵野秀明、
脚本が岡田斗司夫、
という、
1983年の実験的作品ながら、
今でもマニア受けしそうな作品。
タイトルを観てのとおり、
「帰ってきたウルトラマン」の、
オマージュなわけだが、
怪獣と闘う組織が「MAT」というだけで、
ウルトラマンへの変身方法は違うし、
ましてや、ウルトラマンの造形が・・・
ここはネタバレになるので、
これ以上は言うまい。
ただ、戦闘機のディテールとか、
怪獣の造形とか、
結構ちゃんと撮られていて、
28分という、
いわゆる「テレビシリーズの1話分」の割には、
十分濃厚な内容で、
オッサン世代には、
楽しめるのではないでしょうか。
でも、シンプルに、
自分たちが子供のころに、
「もし自分がウルトラマンだったら…」
と想像していたのは、
こういうことなんだよなぁ、と、
なんか妙に懐かしくなるというか、
最近の作り込まれたウルトラマンよりも、
全然好感度の高い、
良作だと思ったよ。
適正価格(劇場換算)800円(時間短いし)