2022年、UKのSF映画。
やっぱりB級SFといえば、
宇宙船・孤独系、
これですよ。
もちろん、B級ではないSF映画でも、
その設定は多用されているわけで、
要は、十分条件ではなく、
必要条件ってことね。
では、本作のストーリーを、
ざっと紹介します。
火星すぐ隣に出現した、
なぞの球体。
その正体を突き止めるべく、
探査隊が派遣される。
コールドスリープから目覚め、
球体に近付くが、
球体から発せられたメッセージは、
「DEUS」(=神)。
メッセージの受信と同時に、
精神に異常をきたす者が現れ、
数人が死亡。
そして遂に、
球体に着陸し、
そこにある謎の建造物に接触するが、
その裏にある計画に、
クルー達は大いに戸惑うことになる、、、
というお話。
異星人は一切登場せず、
すべては、
地球人による陰謀だというところが、
この映画の見所かな。
単に宇宙航行を描きました、
というわけではなく、
政治的問題というか、
割とリアルなテーマを絡ませているのが、
この作品に、
独特な深みを付加している。
過去のSF映画の、
「イイとこ取り」をしつつ、
おそらく低予算ながらも、
それなりの完成度の作品に、
なっていると思う。
B級どころか、
ラストは、感動すらさせてくれる(自分だけ?)
うむ、これは思わぬ、
拾い物だったと言いたい。
適正価格(適正価格):2,000円