山田 風太郎 著「人間臨終図巻Ⅰ~Ⅳ」(徳間文庫)
十代で死んだ「八百屋お七」から、
百歳代の「泉重千代」まで、

古今東西、923人の、
著名人たちの「死に様」を、

死亡年齢順に語った、
超大作エッセイ。

例えば31歳で死亡した人として、
源為朝の次に、
シューベルトがくるというのも、
面白い。

さすがにこれだけのボリューム、
しかも毎日朝から通勤電車で、

死、死、死、
の連続を頭に叩きこまれると、

嫌でも死について、
考えさせられた。

真面目に生きてても、
早死にする奴もいれば、

不真面目&不摂生でも、
エラく長生きする奴もいる。

けれども、
長く生きたからといって、

その死に様が、
安らかなわけではないし、
逆も、また然り。

死というものは、
果たして公平なのか、
それとも不公平なのか。

うーーん、
色々と考えさせられる。

ある年齢になると、
どう生きるか、よりも、
どう死ぬか、について、

考えなきゃいけなく、
なるんだろうけれど、

幸い自分はまだ、
その域までには、
達していないようだ。

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