松坂桃李主演、
2018年日本のスリラー映画。
主人公は、
いわゆる「殺し代行」。
ただし、マインドコントロールという、
特殊能力を以て遂行するため、
手口や証拠が全く不明、
ゆえに「不能犯」として、
警察も逮捕することができない。
ストーリーの大部分は、
この主人公が重ねる、
「殺人代行」のエピソードからなり、
沢尻エリア演じる、
女刑事との対決が、
見どころの中心で、
ストーリー後半から絡んでくる、
謎のテロ事件が、
物語に奥行きを持たせている。
まぁ、
コミック原作ということで、
リアリティはないが、
テンポの良さと、
ハラハラ・ドキドキ（死語）の連続、
そして、
主人公のダークな存在ながらも、
勧善懲悪的な行動に、
なぜか共感できる部分があったりして、
気付いたら、
惹き込まれてしまう感じ。
エンタメと割り切って、
それこそコミックを読む感覚で、
難しいことを考えずに、
楽しめればよいのでは。
適正価格（劇場換算）：1,800円