ガイ・ピアース&ピアース・ブロスナン主演、
2018年USのサスペンス映画。
ガイ・ピアースが演じるのは、
大学で哲学を教える教授。
彼の住む街で、
女学生が行方不明となり、
ピアース・ブロスナン演じる刑事に、
怪しまれ、追い詰められてゆく。
捜査が進むにつれ、
教授は女子学生と関係をもつ性癖(?)があり、
彼が犯人だと示すような証拠もあらわれ、
いよいよ、、というところで、
意外なラストが。
正直、よく分からん。
というのも、
教授がしょっちゅう口にしている、
真実そのものが存在するのではなく、
存在しているのは解釈だけ、
という言葉そのままに、
作品のシーンが、
果たして真実なのか、
それとも登場人物の解釈なのか、
そこがモヤモヤしているまま、
終わってしまう。
要は、観る側の解釈に任せるよ、
ってことなんだろうけど、
大物俳優2人使ってる割には、
脚本がイマイチってことで、
観客は製作側が思うほど、
解釈なんかしてくれませんよ…。
大物2人の演技は見応えあるし、
作品全体の雰囲気とか、
プロットは良いんですけどねぇ。
ディテールに「思わせぶり」を、
盛り込み過ぎなのが、
スッキリしない原因でしょう。
適正価格(劇場換算):1,300円