2020年、USのスリラー映画。
新居に引っ越して来た家族に、
隣人が陰湿な嫌がらせをする、
という、最早、
よくあるタイプの映画。
ステレオタイプとは言いながらも、
住居問題は誰にでも共通してあり得るので、
ついつい見てしまう。
この手の映画の走り(?)である、
『ローズマリーの赤ちゃん』
みたいな非条理な恐怖というのではなく、
あくまでも、
「日常的にあり得るよねー」という範疇で、
陰湿さ・ムカムカさを、
追求したのがこの映画だろう。
当然ながら、
(被害者である)主人公夫婦に感情移入して、
観るというのが、
普通なのだろうけれど、
もしかしたら、逆に、
加害者側に感情移入して、
観る人もいるのでは・・・?
と考えると、
ちょっと怖くなりますが。
ラストに根本的な解決はないものの、
それなりのカタルシスがあるのが、
救いかな。
でも、法廷のシーンは、
あまりにもあっけなかったかも…。
(一応、伏線はある)
ほら、これを読んだ、
あなたの隣人も、
もしかしたら…
適正価格(劇場換算):1,500円