
スティーブン・ソダーバーグ監督、
ケイト・ブランシェット&マイケル・ファスベンダー主演、
2025年USのスパイ・ミステリー。
ソダーバーグ監督なので、
覚悟はしていたのだが、
案の定、
話がムズカシイ。
マイケル・ファスベンダー演じるスパイが、
同僚や部下、そして、
同じくスパイである妻までをも、
とある重大な機密情報を、
盗んだのではないかと疑い、
高度な心理戦を、
仕掛けてゆく。
心理戦と言うこともあり、
ストーリーや展開は、
割と地味系で、
デビッド・コープが、
総指揮ではあるけれども、
派手さは皆無、
大人のための、
痺れるスパイ作品
・・・・
と言いたいところだが、
多分70%ぐらいしか、
理解できていないので、
「痺れる」
という感覚までは、
到達できず。
でもこんな作品を、
90分に凝縮してしまうなんて、
おそらく脚本が神技ですね。
無駄なシーンが、
1つもないとは、
まさにこのこと。
言わずもがな、
妻役のケイト・ブランシェットの演技は、
鬼気迫るものがあるし、
とにかく、
あらゆる台詞や動きが、
すべて計算し尽くされている。
敢えて難点を挙げるならば、
何というか「奥行き」?
「深み」は、
十分なのだけれど、
それとは別軸の、
まさに「奥行き」としか言えない、
微妙な感覚が、
ちょっと物足りない気がする。
(ただ、それを言語化できない、
自分がもどかしい。)
まるで小説を読むように、
止まったり、
戻ったりしながら、
鑑賞するのが、
おススメ。
ゆえに、
劇場向きの作品ではない。
適正価格(劇場換算):1,500円