2004年に火星に降り立った、
探査車(ローバー)のOpportunity。
当初は90日間の任務を想定していたが、
気づけば9年、未だに健在である。
砂嵐に見舞われたり、砂丘に突っ込んだり、
クレーターから脱出できなかったりと、
様々なアクシデントに会ったけれども、都度復活。
一度電源が落ちた時は、再起動させたというけれど、
データセンターのサーバーを再起動させるのとは違うわけで、
何気に凄い話。
全然目立たないが、
Opportunityこそは現代科学が誇れる技術の結晶だと思う。
生みの親はさぞかし鼻が高いだろう。
ちなみにOSは何を積んでいるのか…。
彼が健気に送ってくる火星の写真はNASAのホームページで観ることができる。
http://marsrover.nasa.gov/gallery/all/opportunity.html
相方のローバー、Spiritの方は、
2009年に砂地に突っ込んで身動きが取れなくなり、
2011年に臨終宣言。