気が付けば、これもサー・リドリー・スコットの仕事(製作総指揮)か・・・。
なんか最近、自分が観たいと思う作品は、彼が関わっていることが多い。
でも、来年でリドリーも80歳。
もう曾孫の代ぐらいまでは仕事しなくても生活できるぐらい稼いでるとは思うのだけれど、
それでもここまで精力的に働くわけだから、
一介のサラリーマンが、ちょっと体調悪いぐらいで弱音を吐いてる場合じゃないな。
さて、この作品の内容はというと、
記憶が1日しかもてなくて、朝起きると、20代前半の頃の記憶に戻ってしまう女性のお話。
当然、隣に寝てる夫を見て、「これ、誰!?」「私は誰?」的なリアクションになるわけだけれども、
それを毎日繰り返しているうちに、段々と記憶が戻ってきて・・・。
そもそもこういう状態になったのは、10年前の事件が原因なわけなのだけれども、
その事件の真相と、現在の自分の周囲にいる人物が関係があるということが分かり・・・
これ以上は、ネタバレになるので書きません。
まぁ、それほど複雑なストーリーじゃないし、
ほどほどに謎解き要素もあるし、
見て損した気分にはならない映画だと思う。
ただちょっとこの作品、DV要素があるのが気に喰わないかな。
カッコつけてるわけではないのだけれど、
男性が女性を殴るシーンというのが、どうしても生理的に受け付けなく。
しかもそれがこの映画の肝にもなっているわけで、
そこが個人的には大きなマイナス点。
それにしても、ニコール・キッドマンはすっかりこういう役がハマリ役になりましたね。
もう少し若ければ、「ゴーン・ガール」で、ロザムンド・パイクが演じた役なんかはピッタリだったと思う。
適正価格:1,400円(劇場換算)