映画「10 クローバーフィールド・レーン」

 

僕的には大した作品ではないと思うのだが、
「クローバーフィールド/破壊者」という作品が、

なぜか(中二病的)映画ファンの間で高評価になってしまったために、
その名を継いだこの作品の評判は、総じて低い。

交通事故に遭ったヒロインが、
目を覚ますと、地下室に監禁されている。

外では核戦争だか火星人だかで大変なことになっており、
この地下室にいることが安全なのだという。

それは本当なのか?
自分は単に変態オヤジに誘拐されただけではないのか?

いいですね、この展開。

ヒロインは美人だし、
ジーンズ女子好きには高得点だと思います。

密室スリラーとしてみれば、
途中の人物たちの心情の変化とか、なかなかよく出来ているわけですよ。

そして最後の最後で、ヒロインが外の世界に出たときに、
エイリアン来たーーー(ネタバレ)となるわけですが、

まぁそれはそれで許せるオチではあるし、
「クローバーフィールド/破壊者」のレベルからしても全くがっかり感はない。

静かな恐怖というか、
何が真実で、誰が嘘つきなのか、

そしてそれを一気に払拭するカタルシス!

よくできた映画だと思いますよ、これは。

前作を称賛して、この作品をけなしているのは、
日本的アニメ脳に感染している人だと思いますね。

前作が1,000円だったので、
今作は、1,400円(適正価格:劇場換算)