銀行を舞台にした、イタリア発の金融サスペンス映画。
うーーむ、正直よく分からん。
イタリア映画だというだけでテンションが上がり、
途中、南米の「ケナダ」というところにいくまでは、
ラテン的なノリで楽しいのだけれども、
そこから先はグダグダ。
まぁ、脚本でしょうな。
脚本がいい加減だから、作品として成り立ってない。
ところで、「ケナダ」ってどこだ?
大統領閣下による、「永遠の春」という名の国にようこそ、
みたいな台詞があるのだが、
グアテマラ?ボリビア?エクアドル?
ボリビアの由来は人名だし、エクアドルは「赤道」だし、
でも塩湖が出てくるのでボリビアっぽいし、、、、
これもよく分からん。
そして、銀行のトップを務める女性が、
割と誰とでも寝るという設定なのも、
果たして必要なのかどうか、これもよく分からん。
映像とか、カメラワークはヨーロッパ映画っぽくて好きなのだが、
ストーリーが残念すぎる作品でした。
適正価格(劇場換算):1,100円