スティーヴン・キング原作の、
サスペンス・スリラー(2004年・米)。
ジョニー・デップ演じるモートは、
片田舎に住む売れっ子作家。
そんな彼の前に謎の男が現れ、
「俺の作品を盗作しただろ?」
と、付き纏う。
今すぐ罪を認めて、
ラストを書き直せ、と迫る男を、
モートは、よくあるストーカーだと思い、
最初は軽く考えていたが、
彼の身の回りで次々に事件が発生し、
遂には家族や自身の命までも狙われるようになる…
というお話。
謎の男が、じわじわと不気味さを溜めていき、
(予想はできていたが)真相判明からラストにかけて、
一気に恐怖とスリルを爆発させる流れは、
なかなか見応え十分。
20年近く前の作品なので、
やや古い感はあるが、
逆のその古さの中に、
淀んだ怖さみたいなのがあるし、
当たり外れの大きいジョニー・デップ作品の中で、
これは結構好きな方かも。
適正価格(劇場換算):1,400円