今月、映画に行くのは5回目ですが、
各所からツッコミが入らないことを祈ります。
さて、まずは、ベン・アフレック、久しぶり!!
※別に知り合いでも何でもないですが。
銀河系最高峰の、Academy Awardsを受賞されたことを、
祝福させていただきます。
でも、監督&主演をしていて、受賞したのが作品賞だと、
元々は俳優だった人としては、心中複雑なのではと思ったり。。
そんなことはさておき、感想にいきますか。
キライじゃないけど、よくも悪くも、
「That’s America!」な映画ですね。
(前にもどこかで書いた気がする。思い出したくないが。)
革命中のイランから、6人の米国人を脱出させるCIAの活躍を描いた物語なんだけど、
確かに、「007」や「ミッションなんちゃら」よりもリアルだし、
こういう映画はアリだと思うんだけど、
あからさまに政治臭がキツすぎて、
さすが、Academy Awardsという感じなんですよね。
テロ事件などとは、全く別で、
イラン革命は、もちろん、イランにはイランの言い分があるわけで、
それを、一方的に、アメリカ的な見方で、
しかも若干ポップな感じで映画にされると、
それは、イラン人じゃなくても、若干不快になりますよ。
映画中で、ハリウッドを批判しているようなくだりがあるけれども、
まさにこの映画こそが、KY(死語)なわけで。
やっぱり、「アメリカ万歳!」というのは、
エイリアン相手の映画限定にしておいた方が、いいと思いますよ。
映画としては、面白かったけど、
独善的アメリカがイヤだったことを加味して、採点。
適正価格:1,500円。