2018年カナダのスリラー映画。
写真家の主人公が、
「北のガラパゴス」と呼ばれる孤島に、
冬の監視員として滞在することになる。
相棒は、現地に住む初老の男性のみ。
妻と別れた罪悪感に苛まれながらも、
島での生活に慣れようとするが、
ある日、自分の撮った写真が、
未来を写していることに気づく。
そこには、相棒の男性が、
死亡している写真もあり、
嵐が上陸する前夜、
避難所に籠もりながら、
そのことを本人に打ち明けるが…。
というお話。
ざっくり評するならば、
いかにも思わせぶりにしているが、
実は全く内容がない作品。
まぁおそらく、
主人公は、妻を失ったショックと、
薬物によって精神に異常をきたしていた、
ということなのだろうが、
それを描くのだとしたら、
孤島の生活という、
この映画の肝ともいえる設定が、
まったく活かされていないし、
何よりも、
断片的に「それっぽい」シーンを放り込んでくるだけで、
脚本が雑すぎなんだよなぁ。
ラストも投げっぱなし感満載で、
これは観る価値なし。
適正価格(劇場換算):500円