2020年、USのスリラー映画。
原題は「Unhinged」。
「ヒンジ(蝶番)」が外れた、
要はプッツンきちゃいました、
ぐらいな意味なんだろうけど、
最近よくニュースになる、
「煽り運転」からの、
この邦題なのでしょう。
スピルバーグの名作、
「Duel」のオマージュかと思いきや、
どちらかと言えば、
「ノーカントリー」に近いかな。
ストーリーとしては単純で、
ラッセル・クロウ演じる変態野郎が、
渋滞中に主人公の母&息子にイチャモンつけて、
サイコな感じで追い回す。
ラッセル・クロウの役作りが流石で、
胸糞悪さ全開Maxなのと、
追われる側のママさん(カレン・ピストリアス)が、
めちゃくちゃ美人なのが、
とにかく見所。
フツーそんなに暴れたら、
とっとと警察来るだろ、
と思うところですが、
最後にヒロインが、
自力で変態を倒したあとに、
予定調和のように、
警察が到着するまでがお約束。
まぁ、ツッコミどころはあるものの、
シンプルにハラハラ&ドキドキを楽しむには、
悪くないと思いますが、
最後のカタルシスよりも、
それまでの胸糞感の方が、
若干上回るかもです。
みなさんも、
車の運転には気を付けましょう。
適正価格(劇場換算):1,300円