2025年Amazon Prime VideoのSF映画「ウォー・オブ・ザ・ワールド」
2025年、Amazon Prime VideoのSF映画。

言わずもがな、
「宇宙戦争」のリメイクなのだが、

最近のYahoo!ニュースで報じられたとおり、
「クソ映画」として話題になっている。

本作品の特徴としては、
主人公のおっさんが、
FBIのサイバーテロ監視官(?)で、

PC上の操作によって、
世界中の状況把握や、
仲間への指示、
宇宙人対策を行い、

そのため、
PC画面内と現実とが、
交互に映されて展開すること。

そして何といっても、
製作者であるAmazonのサービスが、
ここぞとばかりに、
採り上げられていること。

正直、自分としては、
上記2点はどちらも、
それほど減点要素ではなく、

むしろ減点だったのは、

・キャスティングに魅力がない
・脚本がご都合的すぎる

だと思っている。

1点目はまぁ、
色々な事情で仕方ないにしても、

2点目の、
PCの操作で何事も実現できてしまうという、
「非現実的なあり得なさ」が、
本作最大の「シラけポイント」だと思っていて、

そもそも「宇宙戦争」という、
素材自体が「非日常」の場合は、

逆にそれ以外は、
これでもかっていうぐらいに、
「平凡な日常」を描くことで、

そのコントラストが、
見どころになるわけで、

本作はそこをミスして、
非日常要素に非日常要素を、
上塗りしてしまったのが、

最大の失敗なのではなかろうか。

でも、キライになれない。

そこを含めてのZ級SF愛。

適正価格(劇場換算):1,000円

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