我孫子 武丸 作「殺戮にいたる病」(講談社文庫)
屍姦のあと、
遺体の一部を持ち帰り、
愛でる、

という、
エロ・グロがテーマ。

犯人の心中と行動、

自分の息子が、
犯人ではと疑う母親の苦悩、

犯人を追い詰める、
警察と被害者の遺族、

それぞれを、
敢えて時間差を付けて描きつつ、

最後の最後の1ページで、
大ドンデン返しが待っている。

いやぁ、絶対騙される。

しかも、
ラストシーンが、
結構エグいだけに、

読後の印象も、
なかなか複雑ですな…。

カタルシスは、
ないです。

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