昨日は休日だったのと、台風で風が強かったこともあり、
日中家に籠っていたところ、気付いたら昼寝をしてしまっていた。
そのために夜の眠りが浅かったようで、
珍しく、見た夢を鮮明に覚えている。
忘れないうちに書いておこうと思う。
こんな夢だった。
品川にある大きなホテルで、
カンファレンスのようなものに出席している。
内容は定かでないが、大人数だ。
昼食を皆でいただく。
その途中で放送が入り、
昼食のあとは、銀座の高級クラブから女性を呼んでいるので、
ぜひ宴会場で盛り上がりましょう、とのことである。
僕は次のアポイントがあるので、
最後に芋の煮っころがしのようなものを口に放り込み、
後ろ髪を引かれつつも、会場を後にした。
ロビーのようなところに出ると、
壁が一面ガラス張りになっていて、
外では巨大な岩が剥き出しになり、
そこから根を露わにした大木がニョキっと生えている。
なるほど、ここは地名の通り、
谷底なのだな、と納得した。
(今思うと、品川なのに、なぜ谷底で納得したのか訳がわからない)
駅に行くにはエスカレータを上るとのことだったので、
乗ってみたものの、
まるでエッシャーのだまし絵のように、
上ったはずのエスカレータが、
なぜか元の階下に戻ってきてしまう。
埒が明かないので、タクシー乗り場を探してみると、
タクシーは階下から乗れるようなので、
あわてて乗り込む。
次のアポイントは本郷三丁目なので、
品川駅まで出るくらいならば、
丸ノ内線が通っている駅まで行こうかしら、
それは東京か、四ツ谷か、
などと考えて、運転手に声を掛けると、
振り向いた運転手の顔が柴犬で、
鼻の周りのヒゲの毛穴が妙に生々しい、
というところで、目が覚めた。