今年、ロシア上空で爆発した、いわゆるチェリャビンスク隕石は、
この100年で地球が受けた最大の衝撃であった、という報告がなされたというニュース。
※これよりも数十倍大きかったツングースカ爆発は、100年以上前。
500キロトンというから、広島原爆の30倍以上のエネルギーで、
現地では怪我人が多く出た。
直接の衝突ではなく空中での爆発であっても、大きな被害が出ることが実証されたわけで、
地震と並ぶ「予測できない災害」として、注意する必要があろう(といっても、何も予防できないが)。
あのときの映像をyoutubeで見て思ったことは、
古代の神話や伝説の中で、太陽が二つ現れた、とか、飛行物体が現れた、というような記述は、
決して宇宙船などではなく、このような隕石を指している確率がかなり高いのではないか、ということ。
まさに「火の玉」が尾を引きながら空中を走る様子は、
SF映画を見慣れている我々現代人にとっても、神秘的というか、驚異的なものだった。