二子玉で少し時間が余ったのと、
いつも持ち歩いていた本を忘れたので、
手軽な新書でも買おうと駅の本屋に入ってみた。
ビジネス書と雑誌ばっかりで目当ての新書は見つけられず、
店を出ようとしたらこの本が眼に入ってきた。
パラパラと眺めたところ、現代のデザイン作品だけでなく、
フェルメールやピカソといった絵画作品までも採り上げて、
色合いやらレイアウトやらといったことを解説しているところに惹かれ、購入した。
手軽な新書を買うつもりが、
3,800円の、しかも大型で重い本。
想定外にカバンがパンパンになってしまったけれど、
内容としては、ごくごくありふれたレベルで特筆すべきことはなかったが、
絵画作品のサンプルとして、
ピカソの「道化師」とジェロームの「決闘」が何度も何度も出てくるのには、
他に作品はないんかい、とツッコミたくなった。