「かたち」(フィリップ・ボール)

自然界に出現する「パターン」に、
科学のメスを入れる3部作の第一作目。

最新の化学や、遺伝子工学を採りいれ、
蝶の羽根やシマウマの模様が、
「なぜそうなるのか」を正面から検討する。

正直、専門的な言い回しが強いこともあり、
内容については、理解度60%。

ただ、普段われわれが、
なんとなく「当たり前」だと思っていることに対して、

誤解を恐れず切り込んでいくその姿勢は、
さすが、と言いたい。

当たり前のことを「なぜ当たり前なのか」と、
あらためて問うてみることが、
現代人には必要であると、痛感した。

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