「読む数学記号」(瀬山 士郎)

 

まずは自身の数学事情から。

去年は40過ぎにして、
数学を勉強し直そうと思い立ち、数検は2級は合格、

準1級は1次のみ合格という状態で、
2018年こそは1級合格を、、と思っているのだが、

いろいろなタスクが多すぎて、
なかなか勉強の時間が作れない。

ならばせめて読書で栄養補給を、
ということで、この本を読んでみた。

小学校の算数から、偏微分や重積分まで、
余計な寄り道はせず、とにかく「記号」に焦点を当てて、
潔く突き進む。

結構説明を省略している箇所も多いので、
慣れていない人には理解が難しい部分もあるかもしれない。

が逆に、僕みたいに趣味程度でも数学を齧った人ならば、
数学の楽しさがもっと広がるに違いない。

個人的に掘り下げてみようと思ったのが、「リーマンゼータ関数」。

ひと目見ただけで、その美しさに惚れ込んでしまい、
オイラー積も含めて、また数学に戻りたい気持ちが湧いてきたのだが、
あー、とにかく時間がない。

「読む数学記号」ならぬ、「食べる数学公式」とかあれば、
あっという間に学習が進むのに。