映画「悪の法則」

映画「悪の法則」
悪の法則

※Quiz:この中で、僕と同じ年齢の人がひとりいます。
それは一体誰でしょう!
正解は、最後に。

金曜日なんで、レイトショーでも観るか!

と思い立ち、調べてみたら、
消去法でまぁ、観てもいいかなと思えたのが、コレ。

監督も、敬愛すべきサー・リドリー・スコットだし、
何気に豪華キャスト。

これは是非とも観なくては!と思ったものの、
1800円をドブに捨てたくはないので、
Yahoo!映画のレビューを、隅々まで読みましたね、ハイ。

この辺りは、意外と石橋を叩きながら渡る派です。

レビューを見ると、8割方、評価は良くない。

その理由をまとめると、

1.ストーリーが難解すぎる。
2.グロい。
3.キャストの無駄使い。

といったあたりだったかな。

これはまた、リドリーが問題作をブチ込んできたんだなー、
という期待の反面、

「2.グロい。」については、グロ系が苦手な自分としては、
非常に心配なところでして、

最後まで迷った挙句、ええい、酔ってしまえば関係ない!とばかりに、

いつものごとく、ウィスキー イン スキットル をしのばせて、
観ることにしましたよ。

ストーリーの舞台は、メキシコ。

といっても、アメリカ映画によくある、
憧れの地としての「メヒコ」ではなく、
麻薬闘争で殺伐とした、まさに修羅の国。

そこでマイケル・ファスベンダー演じる主人公(弁護士)が、
ふとしたきっかけから麻薬カルテルに狙われることになり、
周りの人間がひとりずつ残酷に消されていく、という話です、はい。

観終わっての感想ですが、

Yahoo!映画のレビューなんて、
何の参考にもならんじゃないか!!!!!!このやろう!!!

ということ。

ここは冷静に、ひとつずつ検証しますと、

1.ストーリーが難解すぎる。
⇒これが難解だという人は、こういう映画ではなく、
「名探偵コナンvsルパンⅢ世」あたりをオススメします。

2.グロい。
⇒生首ポロリが一回、ドラム缶に詰められた死体の描写、ブラピの惨殺シーン、
それぐらいかな。
でも、全然グロい、ってレベルじゃない。
むしろ、「メキシコ 麻薬カルテル」とかでGoogle検索した方が、
ヤバい画像がイッパイ出てくるかも・・・。

3.キャストの無駄使い。
⇒確かにブラピとかペネロペとか、主役級の俳優が惨殺されますが、
それが無駄かどうかは、ギャラを払ってる人が決めることで・・・。
そんなん言うたら、主役が消える映画は、みんなダメですやん・・・。

ということで、この映画は、ukiyobanare的には非常に面白い!!

あのエイリアンでの究極の弱肉強食の世界観を、
思い切ってメキシコに持ち込んだのは、
さすがは、リドリーですよ。媚びてないね。

※そう、この映画のテーマはまさに「弱肉強食」。
キャメロンが飼っている豹がウサギを追うシーンとか、
キャメロンが「腹ペコなの」といって殺しに走るところとか、
非常に丁寧に、伏線というか暗示が、随所に仕掛けられてる。

テンポも悪くないし、笑えるシーンもあるし、
(個人的には、フェラーリ云々の男二人の会話の場面で爆笑しそうになった)
ちょっぴりソダーバーグ的で、
こういう映画も撮れるんですね、マエストロ!ってカンジ。

そして特筆すべきは、キャメロン・ディアスの怪演。

実はキャメロンが演じている役が、
この映画での最大の「悪」なのですが、
鬼気迫る演技で凄みを感じた。

僕が観るような映画にはなかなか出演しないので、
動いてるキャメロンを観たのは、
「コパカパーナ」をバックにひたすら歩くだけだった、
ソフ○バンクのCM以来かな。

ちょいワルな仲買人を演じていた、
ハビエル・バルデムはペネロペ・クルスのリアル旦那。

「スカイフォール」でのコテコテの悪役が強烈な印象でした。

ペネロペと(ルックス的に)釣り合うのかどうかは???ですが、
スペイン人同士、合うということでしょう。
ちなみに、今回は夫婦が同時に映るシーンはありません。

主役のマイケル・ファスベンダーは、
こちらもリドリー監督の「プロメテウス」でアンドロイド役だった人。
ジワジワ人気出てるようだけど、個人的には、イマイチ。

みんな大好きブラピさんは、今回はちょい役ですね。
終盤に、斬首!されますしね。
味はあるんだけど、演技は上達しないな、この人。

つまり、リドリーの新境地?とキャメロンの怪演に価値を見いだせる人なら、
観てもよいのでは?

ちなみに観客は、僕含め9人でした。

適正価格:2,000円

冒頭のQuizの正解:ペネロペ・クルス(左から2番目の人)
ちなみに、今気づきましたが、この写真は右から年齢が高い順に並んでますね。

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