アーロン・エッカート主演、映画「ザ・ターゲット/陰謀のスプレマシー」
2012年、US・カナダ・ベルギー合作の、
スパイ・アクション。

元CIAの主人公が、
罠にハマって危険から逃れながら、
裏に潜む陰謀を暴く、という、

よくあるタイプのお話で、
特に見どころも目新しさもない。

主人公が会社に出勤したら、
フロアごともぬけの殻になっていて、

そんな会社はありません、
と言われたところまでは、

これはミステリーとしてもアリなのか?
と思わせてくれたが、

そのあとは、
既視感満載のシーンが続き、
正直、退屈だった。

個人的には、
殺し合いの場に家族(娘)を巻き込むというのが、
どうもストーリーとしてはイヤで、

天涯孤独のジェームズ・ボンドの方が、
やはり良いな、と。

オルガ・キュリレンコの役回りも、
イマイチよく分からず、
あまりスッキリ感がない作品だった。

適正価格(劇場換算):1,400円