ジェームズ・マカヴォイ、マーク・ストロング主演、映画「ビトレイヤー」
2013年英国製作の、
クライム・アクション。

いやぁ、マーク・ストロングが、
カッコ良すぎて、

この人が本気でアクションやり始めたら、
同系のジェイソン・ステイサムの立場が、
心配になる…。

犯罪者(マーク・ストロング)と、
それを追う刑事(ジェームズ・マカヴォイ)の、
因縁の対決。

でも実は、背後には、
二人に共通の巨大な悪が、
あることが分かり、

いつしか二人は協力して、
その悪に立ち向かう、

という話なのだけれども、

ストーリーとしては、
それほど複雑ではないものの、

程良く伏線と厚みを持たせて、
サスペンス要素の濃い、
魅せるアクションになっている。

サー・リドリー・スコットが総指揮ということで、
それも納得。

ざっくり言うならば、
「ディパーテッド」とか、
「L.A.コンフィデンシャル」的な感じかな。

いや、でも、とにかく、
マーク・ストロングのオーラが凄い。

喜怒哀楽のない犯罪者、
という役なのだけれども、

目や眉毛のちょっとした動きで、
感情を表現するんですよね。

まさに、
ハゲ族の憧れであり、希望。

ハゲ族に栄光あれ。

適正価格(劇場換算):1,500円