サスペンス・スリラー・ミステリー

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映画「ロスト・フロア」

2013年スペイン・アルゼンチン合作の、 サスペンス・ドラマ。 原題は「Septimo」(7th)。 主人公のセバスチャンは、 ある朝、別居中の妻と子どもたちが暮らす、 マンションへ顔を出す。 妻が出勤した後に、 セバスチャンが子どもたちを、 学校へ送るのだが、 いつもどおり、7階にある自宅から、 セバスチャンはエレベーターで、 子どもたちは階段で1階まで降りるという、 「競争」をすることになる。 […]

映画「夜の来訪者」

2015年に、BBCが制作したTV映画。 原作は、 劇作家プリーストリーによる同名の作品で、 イギリス本国では、誰もが知っている、 というレベルらしい。 1時間半に満たない映画ながら、 ストーリーはもちろん、 脚本や役者陣の演技等々、 すべてが見事な出来映えで、 TV映画とはいえ、 かなりの高クオリティだ。 一応、ストーリーを紹介すると、 作品の舞台は、第一次大戦前夜、 絵に描いたような上流階級一 […]

映画「ゾディアック」

2007年アメリカのサスペンス・スリラー。 1960年代~70年代に実際におきた、 連続殺人事件(通称:ゾディアック事件)を元にした、 ノンフィクション小説『ゾディアック』が原作。 何せネタとなっている事件が、 未解決であるために、 当然この映画でも、 伏線回収とか、ドンデン返しで真実判明とか、 そういうスッキリとした展開はなく、 最後の最後まで、 消化不良のまま終わってしまう。 ただ、3時間近い […]

映画「アルカトラズからの脱出」

1979年のアメリカ映画。 脱獄不可能と言われた、 アルカトラズ刑務所からの、 3人の男による実際の脱走事件を、 ベースにしたお話。 この1962年の脱走事件については、 色々なところで紹介されているので、 そちらを参照願いたいが、 脱走後に残された証拠物品や、 本来は一緒に脱走するはずだった男の証言等から、 彼らの脱走計画については、 かなり細かい部分まで判明しているようであり、 それを忠実に再 […]

映画「デッドリー・ペイシェント」

2018年、米のサスペンス・スリラー。 婚約者と事故に会い、 自分だけが生き残った男を救った女医。 実はその男が、 筋金入りのストーカーで、 結婚間近の女医さんなのに、 まぁあれこれ付き纏われ、、 って話。 脚本的には、 30年ぐらい前の、 テレ朝の2時間サスペンス的な、 そんなノリ。 その他、別に見所もなく、 これを観るなら、 天知茂の明智小五郎シリーズにしましょう。 でも決して、 嫌いではない […]

映画「ウィッシュ・ルーム」

フランス・ルクセンブルク・ベルギー合作の、 2019年のスリラー映画。 あんなこといいな♪ 出来たらいいな♪ というドラ●もん(なぜか伏せ字)の歌じゃないけれど、 流れ星に願いを言ったり、 七夕の短冊に願望を書いたり、 我々の欲望にはキリがない。 でもそんな「願い」を、 簡単に叶えてくれる物件があるんです、 それがこちら! というお話。 画家の夫と、翻訳家の妻。 郊外に念願のマイホームを手に入れる […]

「蒼海館の殺人」(阿津川 辰海)

作者は20代で、主人公は高校生、 ということで、 最初こそは、 「おっさんには厳しいかな。。。」 と不安だったが、 読み進めるうちに、 逆の意味で裏切られた。 これは、かなり上出来のミステリー。 名家の一族が集まった屋敷で、 殺人事件が起こる、 という、 それこそお決まりのパターンなのだが、 とにかくトリックがすごい。 密室とか、小道具とか、 物理的な仕掛けはほぼ皆無なのだけれど、 真犯人による、 […]

映画「ザ・インタープリター」

2005年、アメリカのサスペンス映画。 なかなか重厚なストーリーなので、 説明が難しいが、 とりあえずトライしてみるか。 ニコール・キッドマン演じるシルヴィアは、 国連に務める通訳者で、 ある日偶然、 マトボ共和国(架空の国)の大統領を、 演説中に殺害するという情報を、 知ってしまう。 マトボ共和国の大統領というのは、 為政者の仮面を被った虐殺者で、 当然ながら、その命を狙う敵も多く、 実はシルヴ […]

映画「ファイブ・バンボーレ」

1970年代のイタリア映画。 「そして誰もいなくなった」をベースにしているらしく、 無人島に集まった男女が一人ずつ殺されてゆく、 というお話なのだけれど、 まぁ、古き良き時代のお色気サスペンス、 といった感じかな。 日本でいえば、 天知茂の明智小五郎シリーズ的な(古っ)。 ジャケ写はオドロオドロしいけれど、 もちろん全然怖くはないし、 登場人物同士の関係とか、 そもそも何しに島に来てるの?とか、 […]

「ゼロ時間へ」(アガサ・クリスティー)

原題は「Towards Zero」で、 この「Zero」を「ゼロ時間」と訳すことには、 やや抵抗がないわけではないが、 まずはこの「ゼロ時間」とは何か、 物語の終盤で登場人物により語られた言葉を、 そのまま引用しよう。 殺人事件のニュースを読んだり、 あるいは殺人を扱った小説を読むとき、 読者はふつう殺人事件が起きたところから出発します。 ですが、それはまちがいです。 殺人は事件が起こるはるか以前 […]

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