サスペンス・スリラー・ミステリー

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映画「背徳の囁き」

もう30年も前の作品で、 原題は「Internal Affairs(インターナル・アフェア)」。 「インターナル・アフェア」といえば、 あのスコセッシ監督でディカプリオが演じた、 『ディパーテッド』の元ネタである、 トニー・レオン主演の香港映画かと思ったら、 あれは『インファナル・アフェア』。 どうも紛らわしい。 さて、 「Internal Affairs(インターナル・アフェア)」とは、 警察の […]

映画「招かれざる隣人」

昔、昔のその昔、long,long,ago・・・ たぶんまだ30代の頃、 恵比寿のマンションに引っ越したときに、 夜中に隣のおっさんが訪ねてきまして、 「なんで引っ越しの挨拶に手土産をもってこないのだ」 と。 おっさん曰く、 「俺はどうでもいいんだけど、家内が不安がってるので、 引っ越してきたなら、何でもいいから持ってきてよ」 って、僕も当時会社経営してたこともあり、 一応社会的常識はあったつもり […]

映画「長い裏切りの短い物語」

銀行を舞台にした、イタリア発の金融サスペンス映画。 うーーむ、正直よく分からん。 イタリア映画だというだけでテンションが上がり、 途中、南米の「ケナダ」というところにいくまでは、 ラテン的なノリで楽しいのだけれども、 そこから先はグダグダ。 まぁ、脚本でしょうな。 脚本がいい加減だから、作品として成り立ってない。 ところで、「ケナダ」ってどこだ? 大統領閣下による、「永遠の春」という名の国にようこ […]

映画「ステイ」

これは有名な話だけれども、 寝ているときに蚊に刺されると、 その一瞬の刺激をトリガーにして、 犯罪を犯し、逮捕されて、断頭台に送られるという、 長い長い一連のストーリーを、 夢は再生(?)するという。 この映画の大部分は理不尽なことだらけなのだけれども、 最後の最後で、あぁ、これは断末魔の夢なのか、と。 いきなりのネタバレですみませんでした。 ということで、 この映画についてはあまりストーリーを紹 […]

映画「レプリカ」

秋深き隣は何をする人ぞ(芭蕉) ・・・・・・ ・・・・ 芭蕉翁に限らず、 特に、狭いマンション・アパートを強いられる東京人にとって、 隣人との関係は、気にせざるを得ない問題である。 幸い我が家は、楽器演奏用のマンションなので、 (おそらく)それほどヤバイ人はいないだろうし、 気になるとすれば、「隣は何を弾く人ぞ」ぐらいかな。 さて、この映画。 娘を交通事故で失くしたショックを癒すために、 郊外の別 […]

「解体諸因」(西澤 保彦)

バラバラ殺人事件のみを題材とした、 異色の推理短編集。 別に僕が猟奇マニアというわけではなく、 単に密室トリック好きとして、 この短編集の中の、 エレベーターが8階から1階まで降りる数十秒間に、 被害者がエレベーター内でバラバラにされたという作品(『解体昇降』)を、 読みたかったので。 目当ての作品については、 心理的な密室トリックになっており、 まずまず楽しめたのであるが、 他の作品については、 […]

「灯台鬼」(大阪 圭吉)

15分程で読了できる短編でありながら、 読後に絶妙な余韻を残してゆくなかなかの佳作。 舞台は、とある岬に立つ灯台。 人里からも、そして地上からも離れ、 ある意味密室ともいえる灯室で、 灯台守が惨殺される。 殺され方は奇妙極まりなく、 とても人の力では運べない巨大な岩が、 灯室の窓を破って飛び込んできて、 灯台守を下敷きにしてしまったらしい。 しかも、現場発見者によれば、 破れた窓から、蛸のようなヌ […]

映画「デュアル・ヒットマン」

初めて手を組む殺し屋二人が、 トラックの荷台で目を覚ますと、 目の前には依頼人の死体が。 お互い疑心暗鬼になりさぁ大変、というときに、 依頼人宛の謎の電話が掛かってきて、 何が何だか分からないうちに、 ヤバイ事件に巻き込まれてゆく、、というお話。 観終わったあとに、あらためて振り返ってみると、 騙し&騙されだったり、密室(トラックの荷台)が舞台だったり、 ストーリー的にはそこそこ面白いのだが、 如 […]

「黄色い部屋の謎」(ガストン・ルルー)

ガストン・ルルーといえば、 一般的には『オペラ座の怪人』の作者として有名だが、 探偵小説好きとしては、 やはりこの『黄色い部屋の謎』を挙げないわけにはいかない。 タイトルにもなっている「黄色い部屋」の密室トリックと、 衆人の目の前で犯人が消失するというトリックが目玉なのだが、 個人的には、探偵小説のトリックというものは、 物理的要因に近づくほど魅力が薄れ、 逆に、心理的要因に近づくにつれ魅力が高ま […]

映画「パッチ・オブ・フォグ 偽りの友人」

「男に付きまとう男」を描いた異色のスリラー。 性的な要素が(ほとんど)ない、 男に対する男のストーカーという点が、 この映画の「キモチワルサ」のポイントとなっている。 主人公のサンディは売れっ子作家だが、 万引きがやめられないという病気(?)を抱えている。 ある日、万引き現場を警備員のロバートに捕まってしまい、 警察に通報されることだけは許してもらうが、 それ以来、ロバートによるストーカー行為が開 […]

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