公開当時、劇場に足を運んで観たのだけれど、
自分としては珍しく再度観たくなり、レンタル。
SF、ディザスター、スリラー、サスペンス、ヒューマンドラマ、
いろんな要素で盛りだくさんなのだが、ごたごたした印象はなく、
久々に鑑賞しても、なかなかバランスが取れていて悪くないと思った。
「日付+犠牲者の数」という数列が、ストレート過ぎてジワジワ怖いのだけれど、
極め付けは、最後の「EE」の意味で、
それが「Everybody Else」のことだと分かったときの、あのベッドの底の走り書きは、
程よくゾッとさせられる。
冒頭と終わり近くに、ベートーヴェンの七番の第二楽章が流れるのが印象的で、
劇中にクラシック音楽を効果的に用いた好例だと思う。
ただ、ニコラス・ケイジ演じる主人公は天体物理学者のはずなのに(しかもハーバードの教授!)、
太陽活動に異変が起きていることにずっと気付かないというのは、
ちょっと無理があるかも。
最後、家族が抱きあって終末を迎えるのは「メランコリア」と同じだけれど、
テーマは似ていてもアプローチの違いで全く異なる映画になるというのが興味深い。
ちなみに、某有名サイトの解説文で、
「地球の終末」とすべきところを、「地球の週末」となっていて、
なんか急にほのぼのした気分にさせられたのはご愛嬌ということで。
適正価格(劇場換算):1,800円
[…] 逆に後者は、自分が観たものでも少なく、 「4:44 地球最期の日」、「ノウイング」ぐらいだろうか。 […]
[…] 逆に後者は、自分が観たものでも少なく、 「4:44 地球最期の日」、「ノウイング」ぐらいだろうか。 […]