映画「ジュピター20XX」

映画「ジュピター20XX」

最近は朝練が日課になっているので、早起きにもすっかり慣れ、
あまり夜更かしすることもなくなった。

でも、秋の夜長&エンタメの秋、ということで動画観賞会。
(「~の秋」という言葉は便利ですね。何でもそれっぽく聞こえる。)

コレ系の映画は、もう何本も観たなぁ。

宇宙船に乗って、トラブルに遭って、壮絶な孤独を味わう、ってパターン。

宇宙の平均密度というのは、1立方メートルあたり原子一個しかないわけだから、
まぁ確かに、孤独。

それがこの映画のように、数年とかになるとね、
もう、生きているのもツラくなるレベルなんだと思う。

でもこの映画では、そのあたりの描写が拙かったなぁ。。
役者の演技力の問題でもある。

人口冬眠したまま6年かけて、木星の衛星のエウロパまで行く予定だったのだけれど、
2年目で、隕石に衝突して強制解眠、そこからが孤独の始まり。

エウロパまでの航行といっても、事故が起きたのは金星でのフライバイの手前なので、
映画的には、木星よりも、金星の方が象徴的な存在になっている。

つまり、

地球
↓①
金星
↓②
地球
↓③
エウロパ

というルートの、①で事故に遭遇、何とか宇宙船を修復して、
2年かけて②のルートで地球に戻ってくる、というのがこの映画のメイン部分で、

おそらく誰も観ないだろうからネタバレしてしまうと、
やっとの思いで地球に戻ってきた宇宙飛行士は、

どうせなら死ぬ運命だったのだから、このままエウロパへ向かい、
自分の眼で地球外生命を見て、それで死のう、

という悟りの境地に至り、③の旅路へと向かうところで終了となる。

前半のフライバイ部分を映画のメインにして、
地球から木星への「メイン航行」をもってエンディングにする、
というこの構成は、なかなか心憎い。

あとは、金星の描写が結構リアルで、
金星がここまで鮮明に表現された映画も珍しく、これは個人的に高ポイント。

確かに、あんな金星の姿を間近で眺めたら、悟りを開くだろうなぁ。

適正価格:1,400円(劇場観賞換算)