先日「インターステラー」を観たときに、重力とブラックホールの解釈が見モノだったので、
そういえば、そのまんまな映画があったなと思い、動画にて観賞。

1979年の映画なので、視覚効果的には当然イマイチな部分もあるけど、
逆に、妙に懐かしい気分になれる。

 

映画「ブラックホール」

 

内容的には、ブラックホールと重力の魅力に取り憑かれた狂気の科学者と、
彼と闘い、巨大宇宙船から脱出を試みる人たちのお話。

「インターステラー」でも、ブラックホール内部の物理現象というのがカギになっていたわけで、
この映画でも、それが重要なテーマになっている。

ブラックホール自体は観測できないから、
この映画から35年経ったいまでも、内部のことはほとんど分かっていないのが現状だけれど、

どちらの映画でも、
本来は「見えない」ブラックホールという存在を、映画として描写するには、
やはりこうするしかないのだろうなぁ、という印象。

そのせいでリアリティ感はだいぶ薄れてしまうが、
映画の最後の最後で、お待ちかねのブラックホール内部への突入シーンが登場!

時間と空間の融合という現象を、
さすがに「インターステラー」には及ばないが、
1970年代としては、まずまずアリなレベルで表現している。

というか、ノーランは絶対この映画を参考にしてるよね(笑)。

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