「世界で一番美しい元素図鑑」(セオドア・グレイ)
マクロなことばかり考えていたら、
たまにはミクロが恋しくなった。

あと、タイトル的にも前から気になる存在ではあったので、
思い切って買ってみたのだけれども、
ごめん、全然美しくないわ。。ましてや「世界で一番」とか。。。

でも、内容は面白い。

元素を1から順番に見開きで説明。
その元素でできているモノの画像を弩デカく、

バン、バン、バン、と載せてあるだけの構成なんだけど、
例えば、62番「サマリウム」(Sm)の説明の冒頭、

「サマリウムの名前は、聖書にも出てくるサマリアという地名からではなく、
サマルスキー石から来ています。
石の名前の由来は、発見者のロシア人ワシリー・サマルスキー=ブィホベッツです。
(中略)
しかし、サマルスキーの業績を称えての命名ではなく、
先に名づけられた鉱物名を介しての間接的な命名なので・・・」

のように、何ともいえないノリがあるのです、これが。

ムダにデカい本なので、
半分の大きさだったらおすすめしました。

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