恥ずかしながら、僕はフィッツジェラルドの原作も読んでないし、
ロバート・レッドフォードのも観てないので、
あくまでの今回の「ディカプリオ版」を観ただけの感想。
基本的に、楽しい映画だと思う。
不倫やら殺人やら、暗い要素は多いし、
ハッピーエンドでもないのだけれど、
重苦しくならず、むしろ、前半の華やかな部分が印象的過ぎて、
「人生はコミカルな悲劇だ」と思わせるこの「軽さ」は、
監督の手腕なのか、そもそも原作者の意図なのか。
ヒロインがドン引きするのと同時に、
観ている方もドン引きするので、あまり主役に共感できず、
彼の味方であるニックにも共感できず、
なんかモヤモヤしたまま、終幕になる。
つまり、良くも悪くもアメリカ映画。
これがイタリア映画とかだったら、
また違った面白さが出そうだけれども。
ukiyobanareでは贔屓にしているディカプリオは、
ちょっと体型が立派になりすぎたかな・・
イイ男には違いないが。
特に、スーツ姿のときの、シャツの一番上のボタンが苦しそうなのが、
男からすると、「あるある」という感じで、ちょっと気になった。
トビー・マグワイアは繊細で頼りない役(ニック)がハマっていたし、
トム役も、無骨な感じが出ていて、
キャスティングは、まぁまぁ満足。
とりあえず3Dで観たけど、内容的に2Dで十分かと。
適正価格:1,800円
[…] 「華麗なるギャッツビー」のときと同じで、 原作を未読なのはもちろん、存在すら知らなかったのだけれど、 […]
[…] 「一般人には無縁の、とてつもない金持ち生活」という点では、 同じくディカプリオ主演の「華麗なるギャッビー」にも近いのだけれども、 […]
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