生物の進化とデザイン、みたいなことに多少の興味があるため、
天下のPixarが、モンスターたちの「造形」をどうするのかということに、
注目してみた。
大雑把にいえば、
実際の生物としては全くあり得ないパターン、と、
主人公の相棒の「クマみたいなやつ」のように、
現実の生物に極めて似ているパターン、の2つが認められた。
非常に興味深かったのは、「学長」として登場するモンスターで、
背中には翼竜のような翼をもち、
下半身は、完全にムカデそっくりな節足動物。
つまり、現実の生物の二つの特徴、
それも、脊椎動物と無脊椎動物の特徴を同時に備えていることにより、
その醜悪さ(?)に磨きをかけているといえよう。
映画としては、Disney×Pixarなので、悪かろうはずがない。
ただ、字幕版で上映しているところを探すのに、ちょっと苦労した。
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