@川口リリア・メインホール。
尊敬する音楽の先輩の所属するオケの定期演奏会。
1.ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」序曲
2・メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
3.ストラヴィンスキー:「春の祭典」
遅刻してしまい、1曲目は聴けず。
「イタリア」はオーソドックスな二管編成で、密度の高いアンサンブルを楽しめた。
それにしてもこの曲は、第1~3楽章までは完璧なのに、
なぜフィナーレがあれなのだろうか。
メンデルスゾーンらしいといえば、らしいのだが、勿体ない気もする。
「春の祭典」は久々に聴いた。
演奏の難易度はかなり高いはずだけれど、
ちょっとぐらいミスしても、普通の聴き手にバレることはないだろう。
今回痛感したのは、この曲を音楽だけで聴くのは、そろそろ限界かな。
やはりバレエがないと、この音楽は生きないし、理解できないと思う。
もちろん、魅力的な曲には違いないのだけれども。
そして何よりも、こういう曲はライヴで聴くことに意味がある。
アンコールの美しい曲はなんだろうと思ったら、
エルガーの「エニグマ変奏曲」とのこと。
総じて、大満足。
ありがとうございました。