最近、ちょっとしたマイブームが、
Laura Mvula(ローラ・マヴーラ)の「Green Garden」。
エリカ・バドゥぽいというか、ネオ・ソウル風というか、
「アフリカンな感じで、声に特徴のある女性ソウルシンガー」。
※このサウンドを、「ゴスペルデリア」とか呼ぶ人もいるらしいが、
なんか犬の種類みたいで、イヤだ。
この人の歌は何曲か聴いたのだけど、
この「Green Garden」が、ずば抜けて良い。
トラックは、ベースを排除し、ヴィヴラフォンとクラップがメインで、
たまにスネアが入るレベル。
こうすることで、彼女のヴォーカルと、これまた独特なコーラスが、
宙に浮いたような、「心地よい不安定さ」みたいな感覚を演出している。
実際の民族音楽とか聴くと、こんなものじゃないのだが、
最近の商業音楽に慣れた耳には、これが十分新鮮に聞こえるのである。
あと2曲ぐらい、インパクトの強い曲を出してくれれば、
かなり売れそうな気はするのだが・・・。