行ってきました、マット・ビアンコのLive@Blue Note Tokyo。
「Sunshine Days」は、大学時代にやたらと流行ってた記憶がある。
でもまぁ、基本はバブル期のバンドだし、正直あまり期待はしていなかった。
それがどうだろう、おそらくメンバーも変更になっているせいもあるのかもしれないが、
サウンドに古さは全く感じられないし、なんといっても、演奏が上手い!
プロとはいえ、Liveで聴くと、声量がなかったり音を外したりで、
割とがっかりすることも少なくはないのだけれど、
さすがは、修羅場をくぐってきたバンドだけある。
演奏はほぼ完璧だし、盛り上げ方のコツも得ている。
ジャンルを問わず、良い演奏というのは、
音に厚みがあるというか、立体的なサウンドになる。
それは個々のメンバーのバランスとハーモニーからくるもので、
誰かひとりが突出していても、実現しない。
その意味で、この日のLiveは最高だった。
完全に「ひとつの音」になってた。
途中、ヴォーカル、コーラスとサックス(兼フルート)が退場し、
キーボードとドラム、ギター、ベースだけがステージ上で長いセッションをする箇所があり、
盛り上がったところで再度ヴォーカルらが登場、
もう一回テンションを上げて締めくくる、といった演出などは、心憎いばかり。
最後は観客総立ちで、あっという間のエンド。
あらためて音楽の楽しさを実感!