「ニュー津軽」って、ホテルとかにありそうだけど(。-_-。)

現状の三味線にいろいろと不満がありまして、
かといって新品を買う余裕もなく、
そこで、師匠の反対を押し切って、ヤフオクで落札したのです。

紅木・金細入り、だけど皮が破れてるやつを、格安で。

師匠曰く、オークションで「津軽」となっていても、実際は民謡や地唄三味線の場合が多い、
とのことだったのですが、
自分なりの判断基準で、「これは間違いなく津軽」という自信があったので、GO!

ただ、皮の張替えやその他のメンテナンスは、
信用できる三味線屋さん(検見川の駒吉さん)に預けることにした。

二週間預けて、昨日、ついに来ましたよ!

まずはこの、紅木&金細の重みに、グッとくる。

そして何よりも感動したのは、糸巻きが、まるで別物のようになっていたこと。

駒吉のご主人曰く、三味線屋の価値は、皮と糸巻きで決まるそう。

前の糸巻きを全面削って、弛みにくく、回しやすく、理想的な糸巻きになった。

一応、「この三味線はまともに買うとどれぐらいですか?」と聞いてみたところ、
「40万ぐらい」とのことだったので、
落札費と修理費合わせても、それのうん分の1で済んだのだから、ラッキーだったのだろう。

ただ、東さわりの形状などからすると、30年ぐらい前のものらしいので、
メンテナンスには気を遣いたいと思う。
(すでに、棹がすぐに滑りにくくなることが、昨日の稽古で判明)

これで、12月20日のライブは、乗り切れる。