新宿フィルハーモニー管弦楽団第70回定期演奏会

プロ・アマ・ジャンルに関係なく、
ライブで音楽を聴くことは、この上なく楽しい。

ましてやオーケストラなど、
家でCDを聴くことがほとんどなくなったので、
無料で聴けるこういう機会は逃さないようにしている。

・1曲目:リスト 交響詩「前奏曲」
冒頭に持ってくるには、ちょっと重い曲かな。

チューニングのときから、
オーボエの音が若干上ずっていると感じたが、最後まで修正されず。

・2曲目:ラヴェル 「亡き王女のためのパヴァーヌ」
ピアノ弾いてたときも好きだったし、
昔、オケでも弾いた気もして、馴染みの深い曲。

管楽器にとっては厄介だけど、
弦楽器にとっては退屈な曲かもしれない。

冒頭のホルンのソロがイマイチ。

・3曲目:ドビュッシー 「小組曲」
オケ版で聴くのは、初めて。

原曲とは全く違う雰囲気だけれども、
これはこれで悪くない。

・4曲目:フランク 「交響曲ニ短調」
この日の目当ては、これ。

たぶん20年以上聴いてなかったけど、や
っぱりカッコイイ曲だ。

特に第1楽章がいい。

第2楽章は、これも管楽器泣かせなのだけれど、
またもやホルンの調子が悪い。

そこに目を(耳を)つむれば、なかなかいい演奏だった。

アンコールは、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」。

ということでこの日は、
割とフランス音楽寄りのプログラムでした。