ウルフ・オブ・ウォールストリート

とにかく、長ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇェェェェェェェェェェェェェェェェeeee~!!!!!((((((ノ゚⊿゚)ノ

観覧の前に、トイレを済ませましょう。
ビールやコーヒー飲みながらの鑑賞も、ちとヤバイです。

予想以上に、ブッ飛んだ映画。

ストーリーもへったくれもありません。
あるのはとにかく、「金」「薬(ドラッグ)」「酒」「女」。これの永久ループ。
そしてなぜ、これらの快楽の源?はすべて漢字一文字なんだと、考えてみたり。

これはある意味、既存の映画に対する挑戦状というか、問題作というか。

並みの映画であれば、退屈&単調、なんて品のない映画なんだ!!(|||ノ`□´)ノで終了ですよ。

この映画に価値を与えているのは、とにかくディカプリオの演技。

3時間ブッ通しのハイテンション、
かつての光●信(ひかり●うしん)顔負けの営業トークや、お得意の?女を口説くシーン、
そしてラリった目付きなど、まさに鬼気迫る演技。

この作品を最後に、長い休養に入るとのことだが、
確かにここで、彼の持ってるものは全部出したという感じなので、それも頷ける。

「一般人には無縁の、とてつもない金持ち生活」という点では、
同じくディカプリオ主演の「華麗なるギャッビー」にも近いのだけれども、

あちらの方が、没落した後についてもわりと描写されていたし、
それなりのストーリーもあって、品もある。

それに対してこちらは、ほぼ最後までドンチャン騒ぎ。
ストーリー性もなければ、品もない。

でも逆にそれを見所に変えてしまうのだから、
ディカプリオ&スコセッシのコンビは、やはりスゴいですよ。

スコセッシの年齢的にも、ディカプリオとのコンビは、おそらくこれで最後だろうと思うと、ちょっと残念。

「ギャング・オブ・ニューヨーク」「ディパーテッド」「アビエイター」「シャッターアイランド」、
そして、この「ウルフ」。

どれをとっても、ハズレなし。

そろそろディカプリオにも、オスカーあげてもよいのでは?

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