フレンチ・コネクション

僕が生まれる前の、1972年のアカデミー賞主要5部門を受賞した名作。

実話をベースにした、かなり重厚な刑事モノで、
ジーン・ハックマン演じる「直情型」の刑事なんかは、その後の同類映画ではお約束になった。

決して二枚目ではないけど、麻薬犯を執念深く追いつめるジーン・ハックマンの演技はカッコイイ。
現代でいえば、ラッセル・クロウみたいなイメージかな。

現代映画にありがちな、裏をかく、とか、まさかのドンデン返し、とかは皆無だけれども、
適度にハラハラしながら、雰囲気にどっぷり浸かることができる上質のエンターテインメントだ。

特に、冒頭のシーンは、最初は何のことかさっぱり分からなかったけれど、
物語が進むにつれ、だんだん意味が分かってくる。
そういった伏線が、ストーリーに厚みをプラスしている。

ジーン・ハックマンの相方のロイ・シャイダーのクールな演技も見もの。

適正価格:2,200円

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