ナショジオに、「舌が長い動物」としてとりあげられていたので、ちょっと調べてみた。
舌は自身の骨盤まで届き、伸ばすと体長以上の長さがある。
この長い舌を使って餌のシロアリやアリを舐め取るのだ」とのこと。
キリンの首が長くなったようなものか。
上の画像だと、イマイチどんな動物か分かりづらいので、これ。
ぱっと見、アルマジロに似てるけど、アルマジロの鎧は身を護るだけなのに対し、
センザンコウの方は、鎧の縁が刃のように尖っていて、攻撃することもあるとのこと。
親子だと、こんな感じ。
癒されます(*’ー’*)。
堅い鎧を纏っているだけでなく、身に危険が迫ると、ダンゴムシのように丸くなるらしい。
下の画像が、丸まった状態なのですが、まさかライオンが食べるとは・・・。
そして、ネコライオンですら、文字通り歯が立たないとは・・・。
最後の、諦めて立ち去ろうとしつつも、まだ未練がましく振り返るネコライオンの背中がせつない。
ちなみに、センザンコウを食すのはライオンだけではありません。
アジアやアフリカの一部では、大量に密輸され、薬や食用として取引されているとか。
進化というのは、対応の歴史でもあって、
おそらくセンザンコウの祖先は、かつて天敵たちに食用にされていた。
なので、そこから身を護るために、体の外殻を進化させた。
そんな堅い鎧でも、ヒトの前では無力だということは、
つまり、良かれ悪しかれヒトの進化というのが急激すぎて、自然の対応が追い付いていないということだ。
果たしてそのうち自然が追い付いて、
ダイヤモンドの鎧をまとった動物みたいなのが出現するのかどうかは、ちょっと分からない。