「素数はなぜ人を惹きつけるのか」(竹内 薫)

 

素数の魅力について、分かりやすく紹介した本。

ただ、数式が出てくる箇所になると、
説明を易しくしようとするあまり、
かえって、端折られて分かりづらくなっている部分もある。

個人的には、ゼータ関数辺りから、ちょっと怪しい・・。
大学でもっと数学をやっておくべきだったと、若干後悔。

それにしても、オイラー、ガウス、リーマンと続く、
「数学の巨人」たちの探求のリレーは、とてもワクワクさせてくれる。

物理や化学と違って、数学は純粋なる学問というか、
とにかく美しい、むしろ芸術に近いものだということを、あらためて実感した。