「「クリエイティブ」の処方箋」(ロッド・ジャドキンス)

 

やはり完全には浮世を離れるわけにはゆかず、
仕事をする身である以上、
たまにはこういう本を読んでいないと、感覚が鈍る。

春から週7日間無休で働いてきたので、
クリエイティブな活動や思考に飢えていたせいでもある。

時間があれば何でもできるわけではないが、
時間がなければ何もできないのだということを、
最近痛感し始めた。

そんな状態だったので、本屋に行ったときに、
自然とこの本に手が伸びた。

いわば、「本が自分を呼んだ」状態だったから、
僕の感性もまだまだ死んでないのかもしれない。

「クリエイティブ」というと、何か特別な仕事・職種のように聞こえるが、
仕事の内容如何は全く関係なく、

どんな仕事であっても、クリエイティブであることはできるし、
むしろ、そうすることが必要である。

今まで詰まらなかった仕事も、そこにクリエイティブな思考を注入することで、
より魅力的になり、成果物のクオリティも向上するであろう。

僕が常々思っている、「クリエイティブ」であるために必要なこと。

・物事をあらゆる角度から眺める。
・ネガティブにならない。ネガティブな発言をしない。
・とにかくやってみる。
・ファーストインプレッションを大切にする。

この本にもだいたい同じことが書かれている。

管理部門など、通常「非クリエイティブ」だといわれている仕事をしている人が読むと、
きっと、仕事がうまくいくヒントが見つかると思う。