関帝陳年10年花彫酒(金ラベル)

 

ここ最近は魚食中心なので、食事中はほぼ日本酒なのだけれど、
たまには違うものを飲みたいこともあり、
そういうときは、紹興酒。

ただ残念なことに、
通常の小売店では1~2種類ぐらいの紹興酒しかおいていなく、
大抵どれもおいしくない。

「石庫門」は、
以前勤めていた会社の近くのコンビニにはなぜか置いていたけれど、

最近なかなか目にすることがなく、
今日はちょっと遠征(といっても、池袋)して、
いつもと違う紹興酒を買うことにした。

「関帝陳年10年花彫酒」。

5年と10年があって、値段も2倍ぐらい違うのだけれども、
せっかくなので、迷わずこちらを。

ちなみに、自分はあまり詳しくないのだが、
紹興酒は、3年、5年、10年、、というように、
年数でグレードを表すようで、
ウィスキーならまだしも、
日本酒と同じ米の醸造酒でそのようにするのは、
なかなか面白い。

さてこの酒、期待どおり旨かった。

まろやかで臭みもなく、ほどよい甘みが、
油分少なからぬ味の濃い食事には、抜群の相性となる。

紹興酒って、基本的には繊細さとか複雑さとかがなく、
ストレートで分かりやすいお酒なんだと思うのだけれど、
だからこそ、旨い・旨くないが、モロに出る。

これは一口飲んだだけで幸せな気分(大袈裟か)になれる、
それぐらいのランク。

ワインもいいのだけれど、
もっと紹興酒が注目されて、販売数が多くなることを期待したい。